【VIVANT ネタバレ感想!第3話のポイントを考察】
第2話で「VIVANT」の正体が「別班」ではないかという衝撃の事実が示唆されました。続く第3話では、味方だと思っていた人物からの裏切りが発覚し、乃木たちの逃走劇はさらに過酷なステージへと突入します。 この記事では、第3話の詳しいネタバレを含みつつ、この回のポイントを考察していきたいと思います!
※本記事は第3話のネタバレを詳細に含みます。未視聴の方はご注意ください。
VIVANTネタバレポイント①:頼れる味方からの裏切り、二重の罠
日本大使館という安全地帯にたどり着いた乃木たち。そこには、日本の国民を守るため、毅然とバルカ政府と対峙する大使の姿がありました。
【あらすじ】
- 日本大使の西岡英子(檀れい)は、乃木たちの引き渡しを要求するバルカ政府に対し、「確固たる証拠がない限り、自国民を引き渡すことは断じてない」と強く突っぱね、乃木たちを守る頼もしい味方に見えました。
- さらに彼女は、乃木たちに「大使館の地下には、緊急時に脱出するための秘密のトンネルがある」と教え、そこから逃げるように促します。
- しかし、一行がトンネルの出口にたどり着くと、そこにはチンギス(Barslkhagva Batbold)率いるバルカ警察が待ち伏せしていました。
【ネタバレ・考察】
- なんと、乃木たちを裏切ったのは、あの頼もしい味方に見えた西岡大使でした。彼女は乃木たちにトンネルの情報を教える一方で、その計画をバルカ政府側に密告していたのです。
- この窮地を救ったのは、野崎(阿部寛)とドラム(富栄ドラム)の見事な連携プレーでした。トンネル内でドラムから「警察が移動した」との警告メールを受け取った野崎は、持参した内視鏡カメラで出口の外を確認し、罠であることを見破りました。
- 敵の罠を回避し、装甲トラックで大使館から再脱出する直前、野崎は「最後にやることができた」と意味深な言葉を残します。今後の展開への伏線が張られましたね。
VIVANTネタバレポイント②:過酷な「死の砂漠」と、乃木の決断
大使館を脱出した一行が次に選んだのは、生きては戻れないと恐れられる「死の砂漠」横断という厳しい道でした。
【あらすじ】
- 警察の追跡を逃れるため、一行はバルカ人も決して足を踏み入れないという「死の砂漠」をラクダで横断することを選択します。
- 灼熱の太陽と砂嵐が体力を奪う過酷な旅の途中、薫(二階堂ふみ)がラクダから姿を消してしまいます。
【ネタバレ・考察】
- 薫の失踪に気づいた時、野崎は「戻っても生きてるとは限らない。リスクがでかすぎる」と、リーダーとして現実的な判断を下そうとします。
- しかし、乃木(堺雅人)は「僕の命の恩人でもあるんです。見捨てるわけにはいかないんです」と、危険を顧みず一人で薫を助けに戻ることを決意します。
- この乃木の行動は、彼が単なる論理や損得だけでは動かない、情に厚い人物であることを強く印象付けました。彼のこの優しさと行動力が、薫との関係を深めていくきっかけになります。
VIVANTネタバレポイント③:国境での絶望と、予測不能のどんでん返し
満身創痍でモンゴル国境にたどり着いた乃木たち。しかし、新たな試練が彼らを待ち受けていました。
【あらすじ】
- 乃木は無事に薫を救出し、野崎たちと合流。一行はついにモンゴルとの国境に到着します。
- しかし、彼らの目の前に現れたのは、またしてもチンギス率いるバルカ警察でした。彼らは遊牧民からの情報で、乃木たちの動きを読んでいたのです。
【ネタバレ・考察】
- まさに万事休す。視聴者の誰もが「今度こそ捕まる…」と思った瞬間、地平線の向こうから現れたのは、なんとモンゴル軍の戦車部隊でした。
- バルカ警察は国境侵犯を恐れて手出しができず、乃木たちは九死に一生を得ます。
- しかし、これも実は、野崎の仲間である公安の新庄浩太郎(竜星涼)が、モンゴル大使の協力を得て仕組んだ壮大なハッタリだったことが判明します。
- 「絶望」からの「大逆転」、そしてその「種明かし」という、ジェットコースターのような展開に度肝を抜かれた名シーンでした。
【まとめ】 味方の裏切り、過酷な自然との戦い、そして国境での大どんでん返しと、息つく暇もない展開の第3話でした。 無事に日本に帰国できることになった乃木たちですが、彼を陥れた丸菱商事内の真犯人はいまだ謎のままです。物語はここから、日本を舞台にした新たな謎解きへとステージを移していきます。
第4のネタバレ感想記事はこちら。
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